それでは
【再】修理&メンテナンス その1 組み立て~カンタンな試射まで編からの続きである【その2】をお届けしよう。
次回のゲームは22日(日曜)の予定だ。
引き渡しとなる次回ゲームまでに全容を公開して
持ち主であるtoshiに伝えておかなければ・・・。
その1の方ではメカボ側を完成させたが
予想通り、初速が高いのでインナーバレルを
少しずつカットして初速を希望の数値へ近付けていこう。
toshiからはギリギリではなく余裕がある方が良いと事。
そりゃそうだ。
今までは次世代なのに60m/s台とかもちょいちょいあった様な。
ある意味、余裕あり過ぎだろw
現状の状態で初速を計測。
データを取り終わったらインナーバレルを取り出そう。

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では早速見ていこう。
メカボ完成後、初速データを取ってtoshiに送信。
高いので下げる旨、伝える。
まぁこの辺りは事前に話しており、
ある意味、予定通り進んでいる感じ。
初速を下げるにはいくつか方法がある。
〇メインスプリングをカットする
〇インナーバレルの内径を広い物に交換する
〇インナーバレルを短くする
〇セクターギアをカットする
〇シリンダーの加速ポート位置を変更する
上記のどれをやっても初速を下げる事が出来るが
下がる幅や下げた後の飛距離が短くなるなど
それぞれにメリット、デメリットが存在するので
どれがtoshiに最適か?
検討した結果、
インナーバレルを交換、カットする事にした。
KM企画のスプリングのパッケージには
1巻ずつカットして初速に余裕をもって調整して下さい、とあるが
自由長が133㎜とそこまで長くないので切りたくない。
切った方が簡単なんだけどね。
早速、toshiより補給物資が到着。
中古で購入した275㎜バレルと
以前にtoshi自身がカットしたショートバレルの2本だ。
どちらもマルイ純正バレルとなる。

ホップ窓を見比べてみた。
中古で購入した275㎜が左手側。
ほとんど摩耗が見られない。
状態が良い様に見える。
右手側のショートバレルも
そこまで摩耗している様には見えない。

ちょいアップで。

こちらはショートバレル。
マズル部分のフチが少し捲れている。

内側は少し面取りしてある様だ。
使用した工具はパイプカッターとの事。
それだと潰しながら切る感じなんで
こういう切り口になりやすい。

バラしてバレルアッセンブリーを取り出す。

チャンバーが付いているのが
今まで使用していた物で
ライラクスのEGバレルだ。
内径6.03㎜のステンレス製になる。
その下、中間にあるのが275㎜バレル。
一番下がショートバレルだ。

まずは内径6.03㎜EGバレルから
6.08㎜純正バレルに交換してみよう。
一応、マズルに浅くテーパーを入れて磨いたが
この後、カットするかもしれないのでそこそこでやめておいた。
とはいえ、もう少し綺麗にしておきたいよね。

カッターを使ってフチを薄くスライスしていく感じ。

バレルを回しながらガタガタにならない様に注意して。

これくらいでいいか。
カットするかもだし。

軽く研磨しつつコーティング。

研磨に少し時間が掛かるので
その時間を使って充電開始。
うさぞうのバッテリーで少し回した後、
toshiのバッテリーでサイクルや初速をチェックしていこう。

まずは内側を研磨。
マズル側から入れたクリーニングフェルトが
ホップ窓まで来ているが既に真っ黒。

何度も通して輝きを取り戻す。
以前にも触れたがこれでどこまで精度が維持出来るのか?
不安要素はあるが、くすんでシミの様な物も確認出来たので
放置する訳にもいかず。

内側が綺麗になったら
ついでに外側も磨いていこう。

ホップ窓 周辺も磨きにくいが
全面的にピカピカに。

これくらいでいいか。

そのまま外面全体を磨き込み。

マズル側も磨き込み。

ピカピカマズル。

ちょい角度を変えて。
結局、後で切り落とすんだけどね・・・。

ピカピカになったら外面、内面共にコーティング。

ホップ窓付近もコーティング。


ピカピカ。

ホップパッキン&押しゴムは変えたばかりなので
クリーニングしてそのまま使用。
ホップパッキンに押しゴムに押された跡は無かったが
押しゴムの方は僅かに平らになっていた。

取り外したEGバレル。
まだ多少のグリスが残っているが綺麗な状態。

今回はもう使用しないので簡単にクリーニング。

EGバレルの長さは247㎜だった。
P-90サイズやね。

内径6.03㎜、全長247㎜のEGバレルから
内径6.08㎜、全長275㎜の純正バレルに交換。
事前情報としてtoshiがEGバレルに交換した理由は
純正の275㎜では初速が高過ぎたので
手元にあった少し短いEGバレルを入れたところ
初速が下がっていい感じになったとの事だった。
この長さの差だったら内径が狭いEGバレルの方が
初速が高そうなんだが?
という事で275㎜をそのままインストール。
長さを比べた画像。
画像の左手側を揃えてホップ窓側を見比べている。
上からショートバレル、EGバレル(247㎜)、
純正バレル(275㎜)。

では純正バレル275㎜を組み込んでいこう。
高粘度特殊グリスをチャンバー側に塗布。

ホップ窓は当然避ける。
最後尾のブリッジ部分にも塗布していない。
ホップ用の出っ張りが通過するからね。

ホップパッキンをセット。
はみ出してきた高粘度特殊グリスを隙間に押し込む様に。

ホップパッキン外周とホップアーム、
押しゴムにはセラグリスを少々。

そのままズレない様に注意しながらホップチャンバーにセット。

隙間にセラグリスを充填。
当然ながらエア漏れ回避ではないのであしからず。

そこに真鍮リングをセット。
次世代M4にこのリングは入っていないはずなので
後から購入した物か?

ホップパッキンの押しゴムが当たる背中部分にもセラグリス。

押しゴムは90度回転させて
平らっぽくなっている面が横になる様に。
中空部分にもセラグリス。

アームをピンで固定。
右側から差し込む。

アームの後方の出っ張った部分にセラグリス。
ホップドラムと擦れる部分。

インナーバレルの交換完了。

計測したところ、toshiからの情報通り、
EGバレルより少し高い数値を記録。
ダメだこりゃ。
インナーバレルのカットが決定。
折角、テーパー部も綺麗に仕上げたのに。
まぁ、初めからカットする可能性が高いのは
承知の上だったんだがね。
なんというか願掛けみたいな感じで綺麗に仕上げたんだが。

カット前にショートバレルを試してみよう。
これでいい感じの数値まで下がればそれでいってもいい訳だ。

中を覗くとかなり酷い状態。
クリーニングフェルトを何度も通して
ある程度綺麗にしないと弾を通せない。
弾詰まりでもしたらメカボ側にもダメージが入ってしまうんで。

内面を少し綺麗にしただけで
テーパー加工もせず。
ホップパッキンをセット。
なお長さは150㎜だった。
ちょっとシリンダー容量が多過ぎる感じだが
試しにこのままで計測。

toshiのバッテリー(SFA1500mAh 85C-150C)で計測。
フルチャージ済み。
初速80m/s、サイクルは秒間18.5発で安定。
以前のサイクル(19.1発)から0.5~0.6発下がったが
これはメインスプリングが強くなったから。
体感的にもフルのサイクルが下がったのが分かるかと。
理論的にはセミのキレも下がっているはずだが
これはうさぞうが撃っても体感出来ず。
前回と同じ様な良い感じで撃てるかと。
ただ初速は流石に低過ぎか。
一歩間違えば夏場のガスソーコムの初速と変わらんか。
流石にもう少し上げたいねぇ。
下記初速画像の説明。
1発目は79m/sくらいからスタート。
10発目くらいで80m/sだった。
ここまで秒間5発くらいの間隔で撃ったセミでの計測。
2枚目は引き続き撃ち、12発目~34発目までがフルでの計測。


という事で再びバラしてインナーバレルのカット作業に入ろう。

取り出したバレル(上の真鍮製の方)。

EGバレルが247㎜なんでそれに近い数値で
250㎜にカットして様子を見よう。
大体でマジックで印付け。

カットにはリューターを使用。
三角のとんがりコーンみたいなやつは
元々はレンガの様な色味だったがアルミをガッツリ削った際に
アルミが貼り付き、そのままに。

削りカスが結構飛んでくるんでマスクとゴーグルは必須。

真っ直ぐを意識してカットしていく。
相手が中空の真鍮なんでそれほど苦もなく切れる。
画像の状態で凡そ1/3か1/2くらいカット。
ここで止めたのはバレルが
リューターのチャックに触れてしまうので
これ以上、切れず。
バレルを回して別のポイントから再カット。
ここまで切るのに凡そ10秒くらい。

残った部分も10秒掛からずにカット。

切った断面はこんな感じ。
途中でカットする場所を変えているので
僅かに段差が出来たか?
まぁ、ヤスリで形を整えれば全く問題なし。

ちょい角度を変えて。

とんがりコーンを突っ込んで簡単に面取り。

ちょい角度を変えて。

何本かヤスリを使って手加工で整える。

断面は直角が出来る様に。

カット後。
全長は25㎜カットして250㎜に。
EGバレルと背比べ。

内側を軽く面取り後、
もう少し研磨して綺麗にしたい。
耐水ペーパーを用意。
用意した番手は120,240,600,800,1000,1500,2000。


150㎜バレルと比べるとまだこれくらい長い。

25㎜カットした事で約1m/sほど落ちたが
まだ希望の初速よりも高い。
さらに細かくカットしていこう。
現状は250㎜。

さらに10㎜カットしてみようか。
確か、かなり昔にインナーバレルを1㎝ずつカットして
初速の変化をグラフ化したHPを見た記憶があるが
今回はその類のHPは見ずに感覚で勝負。
メインスプリングやシリンダーも違うので
数値も変わってくる恐れもあるしね。
10㎜カットで1m/sくらい落ちてくれればいいんだけどね。
250㎜からマイナス10㎜で240㎜狙い。

カット。
この長さなら一気に切れる。

EGバレルと背比べ。
ついに247㎜のEGバレルより短くなった。
これで理論的にはEGバレルより低くなるはずだが?

カットしたバレルを添えて~。

計測の結果、1m/s下がるかどうか、くらい。
ぶっちゃけ、誤差レベル。
ほぼ変わらずといっても過言ではない。
あ~疲れたなぁw
とりあえずもう10㎜カットしてみるか。
230㎜狙い。

きゅい~ん。

ちょきん。

全長230㎜で86m/sほどに。
これで一旦、様子見かな。
カット後と分かりやすい様にハンドガードに
カットしたインナーバレルが3個写っているのが分かるかな。
普通に考えればもう少し数値に余裕を持たせた方がいいのだが
何故かうさぞうの弾速器(AC6000)と
フィールドで使用している弾速器(X3200Mk3)では
3~5m/sほどの誤差があり、うちの方が低い。
製造メーカーの違い?
AC6000はACETECH製、X3200Mk3はXCORTECH製。
一般的に言われているのが自宅とフィールドでは
光の当たり方や使用している電源等によって
測定結果に誤差が生じる事がある、との事だ。
うちの誤差というのがこれに当てはまるかまでは
断言出来ないけどね。
ゲーム前日の試射で85m/sでホップも適正のまま弄らず。
翌日の朝、フィールドで測ると80~82m/sになる事が多い。
そのままゲームが終わり帰宅して直ぐに測ると
やはり85m/sだ。一貫してホップは掛けたまま。
今のフィールドにお邪魔する様になって丸4年になるが
最初は朝だから寒くて低いのか?とか
たまたま調子がイマイチだった?とか思っていたが
毎回、そうなんで弾速器自体に誤差があるとしか思えない。
ちなみにうさぞう使用のAC6000には
セルフキャリブレーションと言って電源をONOFFする度に
自動でセンサーの校正を取って
常に高精度に測れる事を特徴のひとつとしている。
また手動で初期化する事でも
内部センサーの校正が行われる、との事で
今回、初めてやってみた。
勿論、やる前に初速が安定しているうちの416で測定。
手動で初期化して工場出荷状態に戻して新たに測り直したが
全く同じ数値だったので特にズレてはいなかった模様。
ひとつ気になったのは校正を取っている最中に表示される数値。
IR1:28%
IR2:31%
と表示された。
この数値が何を意味しているのかが調べたけれど分からない。
センサーの何のパーセンテージ?
取説も読み返したが初期化される、という説明だけで
パーセンテージの意味が載っていなかった。
繰り返し何度か初期化を行ったが
このパーセンテージは変わらなかった。
画像で見るとこんな画面。

では気を取り直してマズル部分を仕上げていこう。
現状は軽く面取りしてあるくらい。

とんがりコーンを突っ込んで。

カッターを使って形を整えていく。
削りカスがカンナくずの様に繋がっていればまずまず。
細々したり粉っぽくなっていれば刃の角度や
力加減が宜しくない。

ある程度、形が整ってきたら耐水ペーパーに移行。
丸めて尖らせた部分をバレル内に差し込んで
回りの部分でテーパー部を磨き上げていく感じ。
磨く際に耐水ペーパーを必要以上に倒さない事!
テーパー部分をより研磨しようと
耐水ペーパーを倒してしまうと
尖らせた部分がインナーバレル内壁と擦れ、
擦り傷を作ってしまう事がある。
画像は600番くらいかと。
順々に番手を上げていく。
この辺りは手の汚れがハンパないんで画像もあまりない。
そもそも番手が変わるだけで見栄えがほぼ変わらないので
画像も必要ないかと。


2000番まで終わったら液体研磨剤に移行。
ピッカピカに仕上げていこう。
但し!
ここまでやっといてなんだが、
ここまでやったからといって素晴らしい弾道や
安定した初速になるかといえばそれは気休め程度かと。
ぶった切ったまま、軽く面取りしただけでも
初速は安定していたしね。
まぁ飛び、特に遠距離での弾道に
多少の影響があるかもね?くらい。

最終仕上げ後。
ビッカビカ。

ホップ窓部ももう一度、研磨。
この中古バレル、ホップ窓の少し前に2つの小さな打痕があるな。
ちょうどバレル側面の切り欠き近くの上部にポツンポツンと。
こんなところに付く打痕ってなんだろ?

研磨が終わったら全体的にコーティングを2回掛ける。
折角インナーバレル単体なんでね。しっかりと。
この時点でインナーバレルを素手では触っておらず。
ティッシュで掴んでいる。

最終組み立て。
説明は上の方でもやっているので画像のみ。

バレル先端にブレ止めのテフロンテープを貼っておこう。

厚み調整しながらペタリと。

完成したバレルアッセンブリーをアッパーの上に置いてみた。
おおよそセットされる位置に置いたので
インナーバレルがどの辺りまで来ているか?
分かりやすいかと。

マズルはフロントサイトの中間付近まで来ていた。
長さは230㎜。
一番近い長さのバレルとなると229㎜のMP5用になる。
但し!
次世代MP5用はチャンバー形状が合わないので
MP5用(229㎜)を買うならスタンダード用にしないと。
組み立て前にもう一度、バレルクリーニング。

アッパーをセットする前に折れやすい角を確認。
クラックは確認出来ず。

ちょいアップで。

色々やっていたら注文していたパーツ達が届き出す。
こちらはSFAから。

中身は在庫を切らしていた0.75sqのシルバーコートテフロン線。
あと2㎜のバナナコネクターも。

スーパーラジコンからも到着。

中身は今回使用したKM企画の0.98Jスプリング2種類。
SとL両方購入してみた。
違いが知りたくてね。
後、最後の1個だった折れんバイも使用してしまったので
追加購入。

KM製スプリングをパッケージから出してみた。
袋からは出していない。
データを見るとどちらも
材質:スチール(フルプレッシャー加工済)
外径:14.0㎜
内径:11.3㎜
自由長:133.0㎜
と違いが分からない。
肝心の線径は掲載されておらず。
ちなみに未使用である事を分かりやすく保管する為に
袋は開けていないのだが袋の上からノギスで袋ごと計測すると
どちらも1.43㎜だった。
という事はどちらも1.4㎜か?
まぁ袋の触り心地が微妙に違い、
見た目で言うとLの方はしっとりしていて僅かに艶消しの袋、
Sは艶がありパリッとしたKM製品でよく手にする袋。
もしかしたら袋の厚みが微妙に違うかもしれないので
参考程度に。

袋の端を潰して長さを比べてみると
黒いSの方が長いではないか。
ちょうど1巻分くらい長い。
どちらもテーブルに押し付けて立ててみても
やはり黒の方が長い。
実際に計測してみると黒のSは133㎜とデータ通りだったが
シルバーのLの方は127~128㎜しかなかった。
データでは133㎜となっているので5㎜ほど短い事になる。
toshiのM4に入れたのも同じシルバーのLだが
あちらは133㎜あった。
たまたまハズレロットだったのだろうか?
KM企画が製造しているパーツは綺麗で
寸法にも厳しく作っている印象があったんだが
どうしちゃったのかねぇ?
うさぞうの様な素人がぱっと見で気が付くレベルの寸法ミス。
らしくないねぇ。
フルプレッシャー加工後に全数チェックなんかしないだろうしねぇ。
やったとしても代表の数本測って
そのロット全ての数値としているのでしょうな。
今、toshiのM4はピストンを後退位置で放置して
あと1m/sくらい下がる事を期待している状態。
このまま次回のゲーム前日まで放置して
前日に測って場合によってはインナーバレルを
もう10㎜カットする事も視野に入れているんだが
この少し短いスプリングを入れれば
ちょうど1m/sくらい下がるのではないだろうか?
1m/s下がれば85m/sくらいになり、
フィールドで測ると80~82m/sくらいになると思われ。
場合によっては黒のSの方を入れてみて
初速が下がるのであればそちらに交換してもいいかも?
下の画像は袋の端を潰して揃えて置いた時の図。
横から見るとこれくらいの差がある。ちょうど1巻くらいか?
本来であればどちらも自由長133㎜なんで
同じになるはずなんだが。

という事でゲーム直前にスプリング変更もあり得るので
ご了承くだされ。
多分、次回に間に合うはずなんで。
ではまた。